リウマチ膠原病治療は、患者と治す側の意思疎通が最も大事7

ansei

2012年11月08日 15:46

誤解しやすい医師の言葉

前述の<2012年4月28日~5月5日号「週刊東洋経済」>に、リウマチ膠原病の
患者さんに参考になるものがあったのでご紹介します。

<誤解しやすい医師の言葉>というコーナーがありました。
その中から2つの言葉を紹介します。

【エビデンス】  

  「英語で『証拠』の意味。
  医療用語では、多数の患者を対象に調査研究をした結果、その薬や治療、
  検査方法が良いと判断できたことを指す。
  
  医師に『エビデンスに基づく治療』と言われたら、
  <研究の結果、良いと証明された治療>と理解していい。」
  と載っていました。

 その現状についてお話しします。

 リウマチ膠原病の患者さんのお話を聞いると、人それぞれの効き方のようです。
 ある薬と相性が良く、40代で発症してからその薬を飲み続けて、おそらく現在
 90歳近くまで、特に体が悪いわけでもなく、現役で仕事に関わっている人を
 知っています。

 しかし、
 相性の良い薬にめぐりあえないで症状が改善しない人や、症状が進む人、
 途中で効かなくなる人、薬の副作用で亡くなる人、苦しむ人、最初からどんな
 薬でも受けつけない体質の人で病院に行きたくないほどの精神的苦痛を持って
 いる人など、
 様々なことを今まで聞いてきております。


【寛解(かんかい)】

  「症状が落ち着き安定した状態。一般の認知率は13.9%とかなり低い。
  病気が完全に治った状態と誤解されやすいが、実際は、一時的に病状が軽く
  なっていたり、消えていたりするだけであって、そのまま治る可能性もあれば、
  再発する可能性もある。」

 リウマチになって病院の治療を受け、治っていたのにまた再発した。」という
 人の話はよく聞きます。
 リウマチ膠原病の場合、西洋医学の病院の治療は、対処療法(病院で、リウマチは
 原因不明で一生治らないと、ほとんど皆、医師から告げられます。)
 なので、それが普通なのでしょう。

 病院でお薬をもらっていたら症状がなくなり、本人は治ったと思って
 数ヶ月や1~2年お薬を止めると、またリウマチの症状がでるのです。
 病院は、一生薬を飲み続けるのが一般的のようです。

だから、民間療法、食事療法等私生活のことも勉強されて、再発しないように
してほしいと思います。



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